■坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)

坐骨神経痛とは
坐骨神経痛は寒冷、圧迫、などの影響を受けやすく、神経痛の中で、最も多くおこりやすい病気です。
坐骨神経はおしりの下部からでて、足の下のほうまで通っている神経で、おしりの下(仙骨)から出る人体の末梢神経の中でもかなり太い神経です。 そこが圧迫され、下肢のしびれ、痛み、蟻走感(アリが這っているような感じ)など、人によって様々な感じを引き起こします。
梨状筋という筋肉が坐骨神経を圧迫し、症状が出るケース(梨状筋症候群)と、その他の周りの筋肉が圧迫するケースがあります。
それと、椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛などもあります。

坐骨神経とは
坐骨神経は、第4腰髄〜第2仙髄から出た神経が集まって、骨盤を通って、大腿部の後を通って膝から総腓骨神経と脛骨神経に分かれます。
これは膝から足首にかけての筋肉を動かす末梢神経です。

症状
1.お尻から足にかけて激しく痛む。
2.時々背部に痛みを感じる。
3.便秘。
4.腰部に痛みが長期間続く。
5.重い物を持ち上げると、おしりに痛みを感じる。
6.長時間立っていたり、座っていると腰部が痛くなる。
7.長時間歩くと腰背部が痛くなる。
8.咳やクシャミをすると腰背部がひどく激しく痛くなる。
9.寝ている時、腰背部が痛くなり姿勢を変えずには居られない。
10.朝起きたとき腰背部がひどく痛くなる。
11.1日の終わりに足がひどく痛くなる。  など

坐骨神経痛の予防法
坐骨神経痛は生活習慣で発症する方が多いです。座った時間が長い方、立ったままの仕事の方などに多いです。
予防としては、体位変換などで圧迫を緩和させてあげるなどの処置が必要です。

仕事または自宅で長時間、椅子に座っているとき右足の短い人は右側のお尻の骨
(坐骨)に左足の短い人は左側のお尻の骨(坐骨)に体重をかけて座っているはずですから両方のお尻の骨に左右均等に体重がかかるように注意して座るようにして下さい。


仕事または自宅で長時間、畳または床に座っているとき一番良くない座り方は、正座をくずして座る横座り、正座をくずして座るペタンコ座り、両膝を立てて座る体育座りです。一番良いのがきれいな正座です。長時間の正座が辛い場合は座椅子を使って足を投げ出すか女性の方でしたら、まだあぐらの方が良いと思います。

バッグを手に持つ肩から下げるとき普段の癖や習慣でどちらかにかたよっているはずですから左右均等に持ったり下げたりするように。

食べ物を噛むときも普段の癖や習慣でどちらかにかたよっているはずですから左右均等に噛むように注意する。

寝るとき仰向けに寝るのが辛い場合両膝を高くすれば楽になるので、毛布を2枚ぐらい重ねてくるくる巻き布団に巻きこみその上に膝がくるようにセットして寝て下さい。

仕事で一方向の姿勢または動きが多い場合、出来るだけ左右均等にするように。

●寄った癖や習慣があったら出来るだけ左右均等にするように注意することが一番の予防になります。

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